★明治42年創業の酒蔵がマーケティング担当者を募集。国内でも日本酒は愛されたい!
3週間前
募集は終了しました

プロジェクトについて
※本プロジェクトは、「ふるさと副業兼業マッチングフェア2023」出展プロジェクトとなります。
9/16(土)に開催する「ふるさと副業兼業マッチングフェア2023」後、選考がスタートします。
オンラインでのマッチングイベントになりますので、是非エントリーと合わせてご参加いただけますと幸いです。
★選考スケジュールの詳細については、下部の「活動条件」欄に記載しています。ご確認ください。
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■千古乃岩酒造について
陶器生産量トップクラスを誇る焼き物のまち・岐阜県土岐市。山々に囲まれ、上質な土壌と清らかな水源に恵まれるこの地で、創業者・中島重蔵が屋号「尾張屋商店」を掲げ、酒造りを始めたのが明治42年のことです。創業者の思いを継承し、当社では越後杜氏伝承の技を磨き、そして近年は新たに麹の製造研究にも取り組んできました。研究を重ね、独自開発した「超醇麹(ちょうじゅんこうじ)」と高品質の酒米、そして酒蔵の地下、およそ45メートルから汲みあげた超軟水で作られる当社の商品は、きりりとしながらも滑らかな口当たりで、どんな気候、どんな食事にも寄り添う、「食中酒」であることが最大の特徴です。
日本食はもちろんのこと、中華料理や東南アジアの料理といった、個性あふれる料理を楽しむ際にも、食事と酒のうまみを、ともに楽しめる、そんなお酒の数々です。また、酒の温度の違いから、味わいの表情が変化するのも、特徴の一つと言えるでしょう。この特徴を生かし、近年は海外への販路拡大に取り組んでいます。
■海外で評価される日本酒は、国内で負けている
経済産業省の調べによると、日本産酒類の輸出金額は2018年は約618億円となり、7年連続で過去最高を記録しています。中でも清酒やウイスキーの輸出金額が最も大きく、成長を続けています。当社の日本酒も海外の飲食店などで取り扱っていただいており、当社の売り上げの半分を海外への輸出が占めています。(参考:経済産業省 https://onl.la/kRFxeq9)
それほど海外で評価されている日本酒。酒造りという日本の伝統を受け継ぎ、時代にふさわしい革新を行い、世界中から愛される地酒を醸し続けていくことを目標として掲げ試行錯誤を続けてきたことを考えると海外のお客様に日本酒が愛されていることは大変嬉しいことです。
クラフトビールやクラフトジン、第三のビールなど、近年お酒の種類は一気に増加しました。その中で国内における清酒製造は斜陽産業だと言われ続けています。実際、当社はコロナ禍の影響を受けて国内の卸しにおける売上はほぼゼロになり、その後も回復していません。これに対し、産業全体の傾向として海外需要はこの10年ほど右肩上がり。
しかし企業理念として「伝統・革新・継承」を掲げる当社にとって、日本国内のお客様に日本酒の魅力を知っていただくことは伝統、文化を守るうえでとても重要なことだと考えています。
プロジェクトが目指すこと
■課題感
国内での販路拡大のために、当社はこれまでもECモールや自社ECを活用した直接販売を試行錯誤してきました。しかし、商品の更新や販促に割く余力がない中で手付かずな状況が続いており、現在の個人客への販売による売り上げのほとんどは蔵に併設した店舗での販売がほとんどです。しかしイベントなどで当社の日本酒を知っていただいたお客様に直接店舗へお越しいただくことはハードルが高く、やはりネット販売を活用することは国内での売り上げ拡大のためには必須要件だと考えています。
そこで今回のプロジェクトを機に、新たな取り組みとしてLINE公式アカウントを使った販売に挑戦します。展示会などお客様にお会いし、お酒を飲んでいただく機会はあります。しかしイベント以外の場所でタッチポイントを作ることが出来ていない、知っていただいたお客様を購買まで繋げられていないということが課題です。公式LINEアカウントを出来た縁を繋いでいくための媒体としていけないかと考えています。
■長期的な目標とプロジェクトゴール
1年以内に通販で100万の売り上げを作り、広報などtoC専任の人員を雇える環境をつくることを目標としています。もちろん売上拡大のためには自社ECサイトの改修など課題は山積しています。今回のプロジェクトを通してカスタマージャーニーにおける認知獲得のフェーズの施策を検討したうえで、導線の見直しを図ります。その先にはECサイトのテコ入れなどにも取り組んでいく予定です。
そのための第一歩となる今回のプロジェクトでは下記3点に取り組みたいと思います。
・公式LINEアカウントの実装と運用計画の策定
・登録者増加のためのタッチポイントの洗い出しと訴求方法の検討
・イベントでの試行と登録者の獲得
プロジェクトパートナー
代表取締役 :中島大蔵
地元の高校を卒業後、東京農業大学 醸造学科に入学。「醸造微生物学研究室」に在籍し、醸造の基本である微生物の特性と発酵のメカニズムなどを研究。「日本醸造学会」において研究成果発表。卒業後、家業の「千古乃岩酒造株式会社」に入社。地域の資源である伝統産業「美濃焼」や日本の原風景である「日本の棚田百選:さかおり棚田」等とコラボすることによって、「酒造り」を通して「日本の文化」を後世に伝えその情報を発信する「酒蔵」を目指している。
募集要項
仕事内容 | 【STEP1】 企業・産業の現状を知る。課題感とゴールの認識をすり合わせる。 弊社の酒蔵に来ていただき製造の現場も見ていただきたいと考えています。 【STEP2】 ~11/15:LINE公式アカウント運用準備 ・機能洗い出し・施策検討 ・制作 →LINE内で購入が出来るようにしたいと考えています。 11/17-23日に実施される「焼物ワールド」というイベントに出店し、登録者増加を目指します。 【STEP3】12月・1月 ・国内ユーザーとのタッチポイントの洗い出し ・それぞれのアプローチ方法を決め、必要な素材が準備する ・Webへの流入を意図したLINE公式アカウントの機能拡充 |
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期待する成果 | ■目標 ・友だち追加50人 ・登録者の内、5%が購入につながる ・LINEの運用方針が決まっている、運用が開始できる状態 ・国内ユーザーとのタッチポイントが洗い出され、それぞれに合わせた広報素材が完成している ■and moreのゴール ・Web改修点がリスト化される プロジェクト終了後には、自社ECの改修も行い国内のtoC事業をより強化していきたいと考えています。 LINE公式アカウントからの導線づくりまでを見据え戦略を練っていただける方、 終了後も継続的に関わっていただける方に出会えると大変嬉しいです。 |
対象となる人 | 【必須要件】 ・関心、やる気がある方 ・提案してくれる人、推進力がある人 ・実働をになっていただける方 【歓迎する】 ・マーケティングの知見 ・ディレクション・プロジェクトマネジメントの経験 ・デザイン・制作のスキル |
活動条件 | ▼活動時間:週5~8時間ほど(打合せ時間を含む) ▼活動方法: 打ち合わせをオンラインで実施(1~2週間に1回程度) タスク分担の上、進捗報告をテキストベースで行います。 ▼知的財産権の取り扱い 応募される企画内容については、採用、不採用問わず知的財産権を将来にわたって放棄したものとし、 権利の主張を行わないことに合意されたものとします。 ▼マッチング後の参加推奨イベント 「ふるさと副業兼業マッチングフェア2023」と連動し、下記の日程でイベントを実施いたします。 ご都合の合う方はぜひこちらもご参加ください。 2023年11月1日(水)18:00‐20:00 合同プロジェクトキックオフ研修会 ★マッチングした企業と人材での合同キックオフです。極力ご予定を調整いただけますと幸いです。 2023年12月5日(火)14:00-16:00 プロジェクト中間振り返り 2024年1月27日(土)13:00-16:00 副業兼業人材コミュニティイベント 2024年2月21日(水)13:00-15:30 成果報告シンポジウム ▼選考スケジュール このプロジェクトは、2023年9月16日(土)に開催される「ふるさと副業兼業マッチングフェア2023」出展プロジェクトになります。 そのため、選考スケジュールが下記のようになりますのでご確認ください。 ◆エントリー〆切日:9月20日(水) ◆選考スケジュール:【1】書類選考→【2】企業面接→【3】合否通知 ◆書類選考の結果通知について エントリー〆切日より1週間を目途に結果のご連絡をいたします。 応募多数の場合、通知までにお時間をいただく可能性がございます。(その際はご連絡いたします。) <書類選考について> エントリー時に記載いただく、 ◎ご経歴、スキル、経験 ◎志望動機 などの内容で書類選考をさせていただきますので、十分にご記入いただきますようお願いいたします。 ◎任意で、職務経歴書やポートフォリオなどの書類を提出したい場合は、クラウド保存をしそのURLを「備考」欄に記載ください ※URLに有効期限を設定される場合には一週間以上の設定をお願いいたします。こちらご不明点がある方は、エントリーの際その旨ご連絡ください。 ※応募状況により、選考方法の順番や要する期間が変わります。 |
謝礼 | 月額3万円~ |
交通費・その他 | 交通費は企業側で実費負担(期間中の上限1万 ※遠方の方の場合は応相談) |
休日休暇 | 業務委託契約のため定めなし |
活動場所 | 業務委託契約のため定めなし |
募集終了日 | 2023年09月20日(水) |
担当コーディネーターからの推薦ポイント
- NPO法人G-net 高橋ひな子
- 代表の中島さんはこれまでの地域企業とのコラボ商品の開発や海外進出のための販路開拓などを兼業・インターンといった社外人材と共に試行錯誤してこられているチャレンジングな姿勢が魅力的な経営者さんです。パートナーとして中島さんのやれたら良いなというイメージを具体化し形にする試行錯誤をご一緒いただける方と出会えると嬉しいです。
団体の紹介
酒類の創業は明治42年、業界の中では比較的新しい酒蔵です。その前は醤油や味噌を2代にわたり醸造していた歴史があります。日本酒独特の麹くささを抑えた超醇製法はすっきりした飲み口が特徴で地元、東濃地方で広く愛され続けております。
団体情報
団体名 | 千古乃岩酒造株式会社 |
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代表者名 | 代表取締役 中島大蔵 |
設立 | 1953年10月1日(創業1909年) |
従業員数 | 6名 |
資本金 | 1,000万円 |
事業内容 | 清酒製造・販売 |
業種 | 清酒製造業 |
WEB | http://www.chigonoiwa.jp |
住所 | 岐阜県土岐市駄知町2177-1 |
アクセス | 電車:JR土岐市駅(車で15分) バス:東鉄バス長者町バス停(徒歩3分) |