★【観光体験事業プランナー募集】里山里海の原風景を持続可能な観光資源に!
3週間前
募集は終了しました

プロジェクトについて
※本プロジェクトは、「ふるさと副業兼業マッチングフェア2023」出展プロジェクトとなります。
9/16(土)に開催する「ふるさと副業兼業マッチングフェア2023」後、選考がスタートします。
オンラインでのマッチングイベントになりますので、是非エントリーと合わせてご参加いただけますと幸いです。
★選考スケジュールの詳細については、下部の「活動条件」欄に記載しています。ご確認ください。
今回のプロジェクトでは、今後の【観光部門の戦略&アクションプラン策定】を一緒に考えてくださる方を募集します。
●体験プログラム(有料)の新規企画と販売戦略
●おおのみビレッジ全体のブランディング
●プロジェクト期間中、大呑にショートステイして頂き、既存の観光プログラムや生業体験のコンテンツをお試し頂く機会もあります。
絶景の里山里海が広がる、石川県七尾市・大呑地区
石川県七尾市の端っこ、美しい山々と海が人々の暮らしに寄り添う集落-大吞(おおのみ)地区。すぐ隣は富山県というこの地域は、今でも自然がもたらしてくれる豊かな恵みを受け、昔ながらの暮らしが息づく、のんびりとした集落。
そんな大呑地区ですが、人口流出による空き家や耕作放棄地の増加・伝統産業の担い手不足など、守ってきた美しい景観が失われつつあります。そこで大呑地区を守るために、地域住民の有志で株式会社を立ち上げ、主に、宿泊・体験事業に取り組んで参りました。
プロジェクトが目指すこと
これまでの大呑地区の取り組みと課題
株式会社大呑では、現在、地域に根ざした、宿泊/体験/飲食/製造事業を行っています。宿泊事業では、一棟貸しの宿「遊心庵」を運営しており、最近ではインバウンドの獲得にも成功しつつあります。
そして、昔から地域の暮らしの営みとして当たり前に行っていたことが、「体験価値」として、旅行者に喜ばれるコンテンツになっています。
【伝統的な体験コンテンツ例】
●「巻鰤/まきぶり」体験:冬に揚がった寒鰤(ぶり)を塩漬けし、藁で巻き上げたものを、半年もの間、軒下に吊るして作る保存食「巻鰤/まきぶり」は、鰤の旨味が凝縮され、まるで生ハムのような豊かな風味の珍味。ここでは、藁で巻き上げる工程を体験できます。
●そのほか:夏の鮎漁、春の田植え、秋の稲刈り体験
【地域資源を最大限活かした生業づくり「おおのみんな」】
●地元産のお米(飯米)を使った「日本酒」の製造
●地元のお母さんの手作り料理が味わえる地産地消の「食堂」経営
今後、これらの事業を専任で担う人材の確保を視野に入れていますが、
その人件費を確保するには、まだまだ十分な利益を生み出せていない状況にあります。
雇用を生み出し、持続可能な集落を目指す事業をつくることが急務
今回のプロジェクトは、地域で雇用を創出し続けるための株式会社大吞の「事業計画の見直し・策定」に向けて、観光部門のうち体験事業における、商品企画~販売までの一連の戦略づくりを担っていただきます◎
特に、外国人も含めた観光客の方に喜ばれる新たな体験企画や、観光事業全体を俯瞰したブランディングが必要ですが、これらはまさしく外からの目線が肝要です。
地域内だけでは補えない視点でアイデアを生み出し、アクションプランに落とし込むところまでを行なっていただきます。
【プロジェクトゴール】
・雇用創出に向けた新しい事業計画の策定に向けての、体験事業の戦略・アクションプラン策定です。
外の視点から見た大呑地区ならではの魅力・課題を理解した上で、「新しい体験商品の企画」と「大呑地区のブランディング向上のための施策」を考えていただきます。ここでのアクションプランのイメージは、目指す売上目標に対して、体験商品をどんなラインナップとして魅せるコンテンツにするか、どのように売り出していくか、何をいつまでに/誰がどのように実施するか?の計画です。
・この3ヶ月間のプロジェクトで出来上がった事業計画・アクションプランを、地域と外部人材とが一丸となって取り組み、多くの大呑ファンを増やすきっかけにしていきたいと考えています。
日本の原風景が詰まった、魅力あふれる大呑地区。この自然豊かな地域を、次の世代に受け継いでいきたいと考えています。
そのためには、大呑の良さを知り、大呑に関わる人(=大呑ファン)が増える取り組みを続けていくことが重要な指標になります。「地域にあるものを活かす」ことを大切にしながら、この集落を守り抜いていくことが私たちの使命であり、活動の意義であると考えています。
わたしたちの想いに共感し、一緒に地域の未来を考えてくれる方に、ぜひご応募頂けたら幸いです。
プロジェクトパートナー
株式会社大呑代表取締役 / 池岡直樹石川県七尾市南大呑地区出身。平成6年にUターン移住をし、実家の郵便局を継ぐ。2000年ごろから地域活動を開始し、これまで大呑農泊推進協議会、大呑グリーンツーリズム協議会の立ち上げなどを行う。
https://iju.ishikawa.jp/postal/nanao.html
募集要項
仕事内容 | STEP1:【地域を知る/体験する】1週〜5週 目標:大呑の歴史文化、事業の取り組み背景、展望などを理解している状態 ▽実施内容 ・大呑地区の資料を読み込み、事業者インタビューを実施。 現地訪問の予定を調整、プログラム体験を行う。 ①生業体験(食堂のホール・キッチン/森林整備の薪割り/漁師体験) ②商品開発体験(オリジナルブランド呑米のパッケージング) ③地元体験(サイクリングツアー、巻鰤*漁次第) STEP2:【地域資源を明らかにし、体験商品を組成する】4週〜10週 目標:サービス企画・商品開発に向けた仮説が立られている ▽実施内容 ・これまでの大呑での事業を整理した上で、生業の創出および拡大に繋がりうる地域資源を掘り起こし、新たな体験商品を企画する。 STEP3:【体験事業アクションプランの策定】8週〜12週 目標:体験事業のアクションプランが完成した状態 ▽実施内容 ・体験事業の戦略&アクションプラン作成 ・株式会社大吞の「事業計画」に盛り込む |
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期待する成果 | 【アウトプットゴール:体験事業のアクションプランレポート作成】 ● 以下①~④を盛り込んだ「体験事業の戦略&アクションプランレポート」の完成 ①観光コンテンツとなりうる地域資源の整理 ②新しい体験商品の企画 ③体験商品の販売戦略 ④ブランディングの仮説立て |
対象となる人 | <スキル面> ・観光商品/サービス開発の経験がある方 ・体験プログラムのアテンド経験がある方 ・地域おこし協力隊の経験者 <マインド面> ・物事を多角的な視点で捉えられる方 ・自然が好きな方 ・魅力の発掘が好きな方 ・将来、地域をフィールドにした仕事をしたい人 ・起業を疑似体験してみたい人 ・受入担当者と同じ視座で挑戦できる人 ・自分が出来るベストにこだわって活動できる人 |
活動条件 | <プロジェクト実施期間> ・3ヵ月間 活動予定期間目安(10月〜2月上旬までで調整可能) STEP1:2023年11月1日〜12月上旬 STEP2:2023年12月上旬〜1月中旬 STEP3:2023年1月中旬〜2月上旬 ※本事業におけるプロジェクト期間は3ヵ月間ですが、その後の関わり方について、企業と相談の上で、継続などを決めることもできます。 <関わり方/契約形態> プロボノ <活動形式> ・リモート形式+オフラインの活動になります。 <活動頻度>①+② ① 基本:週1回の定例MTG(1時間程度) ② 定例MTG以外:スキマ時間・ご都合の良い時間に実務活動 ③ プロジェクト期間中、現地訪問いただける方を歓迎いたします(交通費など一部企業負担) <知的財産権の取り扱い> 応募される企画内容については、採用、不採用問わず知的財産権を将来にわたって放棄したものとし、権利の主張を行わないことに合意されたものとします。 ----------------------------------------------------------------------- 「ふるさと副業兼業マッチングフェア2023」出展プロジェクト <選考スケジュール> このプロジェクトは、2023年9月16日(土)に開催される「ふるさと副業兼業マッチングフェア2023」出展プロジェクトになります。 そのため、選考スケジュールが下記のようになりますのでご確認ください。 ◆エントリー〆切日:9月20日(水) ◆選考スケジュール:【1】書類選考→【2】企業面接→【3】合否通知 ※担当コーディネーターがサポートします。 ◆書類選考の結果通知について エントリー〆切日より1週間を目途に結果のご連絡をいたします。 応募多数の場合、通知までにお時間をいただく可能性がございます。(その際はご連絡いたします。) <書類選考について> エントリー時に記載いただく、 ◎ご経歴、スキル、経験 ◎志望動機 などの内容で書類選考をさせていただきますので、十分にご記入いただきますようお願いいたします。 ◎任意で、職務経歴書やポートフォリオなどの書類を提出したい場合は、クラウド保存をしそのURLを「備考」欄に記載ください ※URLに有効期限を設定される場合には一週間以上の設定をお願いいたします。こちらご不明点がある方は、エントリーの際その旨ご連絡ください。 ※応募状況により、選考方法の順番や要する期間が変わります。 <マッチング後の参加推奨イベント> 「ふるさと副業兼業マッチングフェア2023」と連動し、下記の日程でイベントを実施いたします。ご都合の合う方はぜひこちらもご参加ください。 ▼2023年11月1日(水)18:00-20:00「合同プロジェクトキックオフ研修会」 ★マッチングした企業と人材での合同キックオフです。極力ご予定を調整いただけますと幸いです。 ▼2023年12月5日(火)14:00-16:00「プロジェクト中間振り返り」 ▼2024年1月27日(土)13:00-16:00「副業兼業人材コミュニティイベント」 ▼2024年2月21日(水)13:00-15:30「成果報告シンポジウム」 |
謝礼 | ● 「プロボノ」での契約となりますので、基本的に金銭報酬は発生しません。 ※但し「生業体験」を行う際は、石川県の最低保証賃金相当の時給が支払われます。 また、以下については、プロボノ特典として、企業より「無償提供」させていただきます。 ◎一棟貸しの宿「遊心庵」に宿泊(5泊分=150,000円相当、素泊まり) ・宿泊日は、予約状況と相談となります。 ・宿泊に同行者を伴う場合は、同行者分の宿泊費は自己負担となります。 ◎季節に合わせた体験プログラム(漁師体験、収穫体験、ツアー体験、祭り体験)※季節によって変更あり ◎軽トラック(MT)の貸し出し ※現地との往復の交通費は、自己負担となります。 |
交通費・その他 | 弊社が手配する傷害保険に加入頂きます(保険料は企業負担) |
活動場所 | ①現地での体験時:石川県七尾市大吞地域(目安:5日程度) ②オンラインミーティング:兼業者の任意の場所 |
募集終了日 | 2023年09月20日(水) |
担当コーディネーターからの推薦ポイント
- 株式会社御祓川 谷一浩平/ 能登の人事部コーディネーター
- 大呑地区は、能登地方でも屈指の景観を有している地域です。まさに、日本の原風景が詰まった場所。そんな大呑には穏やかな時間が流れる一方で、人口減少の影響も如実に受けています。
地元住民の有志で始まった観光事業には、次世代に大呑地区を繋いでいく使命があります。
「地域資源を大切にしたい」という想いに共感し、持続可能な地域づくり&事業づくりに一緒に汗をかいてくれる方にぜひご応募いただければと思います!
団体の紹介
経済的な自走により地域の持続性を高めることを目的として、地元の有志を中心に「おおのみビレッジ」は誕生しました。
●遊ぶ:目の前の海であがる寒鰤の伝統保存食「巻鰤」作り体験や、田植え体験、鮎とり体験、山菜採り、しいたけ狩りなど季節に応じた体験が楽しめます。
●食べる:地元のお母さん達がつくるおばんざい膳、近隣の畑の採れたて野菜、近海で上がった地魚、米、酒、などを、富山湾ごしの立山連峰を観ながらバーベキューで楽しめます。
●泊る:抜群のロケーション!⼤⾃然を独り占め!「遊⼼庵」は⼀⽇⼀組、⼀棟貸切の宿泊施設です。時間とともに色合いが変化する景色の雄大さは言葉と文字では伝えきれません!
団体情報
団体名 | 株式会社大吞 |
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代表者名 | 池岡直樹 |
設立 | 2018年2月 |
従業員数 | 3名 パート 7名 |
事業内容 | ・一棟貸しの宿「遊心庵」の運営 ・地産品の開発および製造、販売事業 ①「おおのみんな」ブランディング(大吞商品・サービスの開発) ②伝統食品(巻鰤)の製造と販売 ③大吞米の販売 ④大吞米による酒造り ⑤地産地消の食堂経営 |
業種 | 宿泊業、飲食業、食品製造業 |
WEB | https://onomivillage.com/ |
住所 | 石川県七尾市花園町ワ部2-1 |
アクセス | 車のみ 能越自動車道 七尾大泊インターチェンジを降りて約5分。 「南大吞郵便局」が目印になります。 |