★組織だって再生できる!人の心に触れながら、日本一の椅子再生工場が生まれ変わる組織開発を進めたい!
4週間前
募集は終了しました

プロジェクトについて
※本プロジェクトは、「ふるさと副業兼業マッチングフェア2023」出展プロジェクトとなります。
9/16(土)に開催する「ふるさと副業兼業マッチングフェア2023」後、選考がスタートします。
オンラインでのマッチングイベントになりますので、是非エントリーと合わせてご参加いただけますと幸いです。
★選考スケジュールの詳細については、下部の「活動条件」欄に記載しています。ご確認ください。
「直して使う」ことで、椅子も技術も次世代へつなぐ
エフラボは、椅子や家具の張替え補修、特注の椅子の製造などを行うニッチトップ企業です。ホテルやレストラン、結婚式場などを中心に、椅子をよみがえらせることで、限られた資源を有効に活用する「椅子再生事業」に取り組んできました。近年は、OEMの受注生産も増えてきております。
当社の工場がある石川県七尾市で、かつては多くあった田鶴浜建具や縫製工場で働いていた職人が、その熟練の技を椅子再生工場で活かしています。
職人たちの年齢の幅は18歳から80歳まで!高卒、中途採用、高齢者と、多様な年代、背景を持つ人たちが働いています。また、総務担当が別社屋で勤務しているという背景もあり、規模拡大につれて社員数が増えると、各自のモチベーションや能力を把握し、評価することが難しくなってきました。
会社が求める人材像を示すだけでは限界あり
一口に、椅子を再生するといっても、①生地をはがし、②木部補修、③塗装、④クッション材補修、⑤型出し、⑥裁断、⑦縫製、⑧生地の張り込み、⑨検品・梱包・出荷という、9つの工程があります。
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一つ一つの仕事が、違う形の違う条件の椅子を直していくという流れのため、職人の技が不可欠となります。それぞれの作業内容の違いから、技術の評価を仕組み化することが非常に難しいと感じています。
これまでに、外部講師による研修会や評価制度の講習会などに出て、全社員に面談をしていますが、実際に現場で起きていることをイメージすると、会社が求める人材像を伝えるだけでは、どうしても限界があります。また、評価が属人的にならないように、基準を示したいと思うのですが、実に多様な社員が働くエフラボの実情に合った評価制度をどのように作ればよいのか、悩んでおります。
社員が成長できるエフラボの評価制度づくり
今後、大卒採用にも取り組んでいきたいという想いがありますが、まずは、社内で職人が成長できる環境を整えていくことが先決ではないかと考え、今回のプロジェクトでは「エフラボの評価制度の案づくり」をミッションとして、一緒に取り組んでくれるHR分野の実務者を募集します。
評価制度づくりのプロセスから社員に関わってもらいたいと考えていますので、インナーコミュニケーション(しかも職人さんたちとの)も不可欠です。言葉にすることが得意ではない人も多くいる中で、どのように評価制度を運用していくかについては、課題も山積していますが、一歩ずつ進めていきたいと思っています。
プロジェクトが目指すこと
六方よしにつながる人が評価される職人集団へ
エフラボは、椅子のことなら一番頼りにされる工場、職人集団でありたいと願っています。「売り手よし」「買い手よし」「世間よし」という、近江商人の「三方よし」に、「作り手よし」「地球よし」「未来よし」を加えたう六方よしの姿勢を共有していきたいと思っています。
「作り手よし」になるためには、一人一人の気質や強みを互いに理解し、フォローしあえる環境が必要です。そして、専門外のことでも、まず「やってみよう」と取り組んでみる人が増えることで、会社の期待を「成長の機会」と捉え、人が育つことで事業が伸びるという好循環をつくることが理想です。そのためには、エフラボが「学習する組織」となることで、当社の目指す「直して使う」という価値観をより世の中に広めていけると考えています。
形の違う椅子に向き合うように、人にも向き合っていきたい
私たちが日々やっている椅子の再生は、作業が平準化できません。一つ一つの案件がまったく違う条件だからです。形の違う椅子を直すことに、丁寧に応えることで、それぞれの工程での生産性を高め、機械にできることと人間にできることを分けていくことによって、事業を伸ばしてきました。
今回、つくろうとする評価制度も、エフラボが形も条件も違う椅子に向き合ってきたように、一人一人の社員に向き合いながら、3年くらいで実装していくことを想定しています。今回のプロジェクトでは、現在の状況から「評価の軸」が明らかになり、理想の状態が言語化されること、運用時に考えられそうな課題を整理することで、「社員が成長できる評価制度」実現に向けた第一歩を踏み出したいと考えています。
一緒に悩みながら、人の心に触れる組織開発を一緒に取り組んでくださる方をお待ちしています!
プロジェクトパートナー
本プロジェクトを担当するのは、木村工場長と業務部チーフの谷内(やち)です。 石川県能登地域は、古くから建具や繊維業が盛んな地域で、豊かな経験と確かな技術をもった職人の皆さんが、長年培ってきた技能を椅子再生に役立てています。評価制度づくりには、現場とのコミュニケーションも不可欠です。職人気質の方が多い工場をまとめる木村工場長は、とても物腰柔らか。また、業務部では、いろんな部署をつなぐコーディネーター的な役割を担っていますので、副業の方とも新しいことにチャレンジしていきたいと思っています。
木村元伸/工場長
プロフィール
インテリア内装工事の営業・現場管理を2年 造作家具を中心とした営業・現場管理を3年 新規事業 小学校の廃校舎を活用し、椅子・ソファを中心とした工場の立ち上げを七尾市中島町で実施 地元の建具・家具・縫製などの熟練職人と共に、椅子・家具再生やリサイクル事業を立ち上げ、 現在に至る IT化が進む中、熟練アナログ職人の良さとデジタル化の流れの中、様々な職人・人材が存在し、 工場管理全般を担う。 多様化する環境下で奮闘中です!
谷内玲香/業務部配送G 兼 事業開発部チーフ
プロフィール
13年務めた公民館・地域づくりの事務局仕事を卒業後、エフラボに入社。現在5年目です。チーフとしてメーカーOEMの生産管理、検品・配送グループ管理、昨年からは事業開発部の肩書をもらい、日々新しいことに挑戦中。 たまに行ける出張を楽しみに毎日仕事しています。次は沖縄とハワイ出張を狙っています。
募集要項
仕事内容 | <社員が成長できるエフラボの評価制度づくり> STEP1:【エフラボを知る】仕事内容と課題を把握する:2週間 ・今やっていることに関する取り組みをまとめる ・木村工場長の悩みと思いを聞く STEP2:【材料集め】各職種の必要スキルと理想像を言語化する(インナーコミュニケーション):4週間 ・社内への共有プロセスを資料化する ・各現場の職人、事務所の方に普段の仕事のヒアリング ・仕事の基準・理想像をマネジメント層にヒアリング STEP3:【案づくり】エフラボにおける評価制度の立案:4週間 ・STEP2の情報をもとに、必要なスキルの評価軸の仮説を整理する(育成方針、採用方針等も検討) ・社内の評価制度の案を作成して責任者と意見交換 STEP4:【課題整理】評価制度の運用に向けて:2週間 ・評価制度の運用方法の検討、評価軸のブラッシュアップを行う ・今後の運用に向けた課題を整理し、人事戦略に活かす |
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期待する成果 | <評価制度の案> ・社内の評価制度を整備していくために、評価の軸が明らかになり、ビジョン・ミッション・行動指針が示され、共有され理想の状態が言語化されること。(アウトプット) ・現在の状況・評価と、運用時に考えられそうな課題が整理されること。(アウトプット) ・評価制度づくりを通じて、社員が自分の働き方について再認識し、学習する組織に向けた良好なコミュニケーションが図られること。(アウトカム) |
対象となる人 | ●スキル面 ・HR分野の経験、評価制度運用の実務をやっている方 ・経営面からみた人事戦略を検討することができる ・担当者の話を聞き、対話から言語化するスキル ・コーチングスキル ●マインド面 ・生産性追求だけでない新しい評価基準を一緒に考えてくれる方 ・職人の働き方に興味を持ち、リスペクトできる方 ・「例えば」と色々な案を具体的に示してくれる方 ・回数は問いませんがヒアリングを対面実施できる方 ●募集人数:1名 |
活動条件 | ■プロジェクト実施期間(予定):11月~1月 ■活動時間:週1日(8時間)程度 ■活動方法:定期打合せをオンラインで行います。(1~2週間に1回、1~2時間程度) 最低1回は、現地にお越しいただける方を優先いたします。ヒアリング場所は、石川県七尾市中島町の本社とします。 <知的財産権の取り扱いについて> 基本的には発生しません。 <マッチング後の参加推奨イベント> 「ふるさと副業兼業マッチングフェア2023」と連動し、下記の日程でイベントを実施いたします。ご都合の合う方はぜひこちらもご参加ください。 2023年11月1日(水)18:00‐20:00 合同プロジェクトキックオフ研修会 ★マッチングした企業と人材での合同キックオフです。極力ご予定を調整いただけますと幸いです。 2023年12月5日(火)14:00-16:00 プロジェクト中間振り返り 2024年1月27日(土)13:00-16:00 副業兼業人材コミュニティイベント 2024年2月21日(水)13:00-15:30 成果報告シンポジウム 応募される企画内容については、採用、不採用問わず知的財産権を将来にわたって放棄したものとし、権利の主張を行わないことに合意されたものとします。 「ふるさと副業兼業マッチングフェア2023」出展プロジェクト <選考スケジュール> このプロジェクトは、2023年9月16日(土)に開催される「ふるさと副業兼業マッチングフェア2023」出展プロジェクトになります。 そのため、選考スケジュールが下記のようになりますのでご確認ください。 ◆エントリー〆切日:9月20日(水) ◆選考スケジュール:【1】書類選考→【2】企業面接→【3】合否通知 ※担当コーディネーターがサポートします。 ◆書類選考の結果通知について エントリー〆切日より1週間を目途に結果のご連絡をいたします。 応募多数の場合、通知までにお時間をいただく可能性がございます。(その際はご連絡いたします。) <書類選考について> エントリー時に記載いただく、 ◎ご経歴、スキル、経験 ◎志望動機 などの内容で書類選考をさせていただきますので、十分にご記入いただきますようお願いいたします。 ◎任意で、職務経歴書やポートフォリオなどの書類を提出したい場合は、クラウド保存をしそのURLを「備考」に記載ください ※URLは一週間以上の有効期限を設定してください。 ※応募状況により、選考方法の順番や要する期間が変わります。 |
謝礼 | 月額3万円 【交通費】期間中に現地を訪問する場合は、1往復分の交通費を実費にて支給いたします。 |
交通費・その他 | 【保険】 なし 【福利厚生】応相談 |
活動場所 | 問いません 現地訪問時は、石川県七尾市中島町の本社とします。 |
募集終了日 | 2023年09月20日(水) |
担当コーディネーターからの推薦ポイント
- 株式会社御祓川 森山奈美/田中勝良(能登の人事部)
- SDGsを地で行く製造業、日本最大級の椅子再生工場「エフラボ」の組織開発プロジェクトです。
職場の雰囲気を知るためにも、一度は工場見学に来ていただくことをお勧めします。
実際に、職人さんたちと話をしたり、工場長の悩みを聞いたり、能登の風土に触れたり。
コーディネーターは、エフラボのBtoCプロジェクトで、ITサポートをしている田中と、能登の人事部としてかかわっている森山の二人体制です。
HR領域の知見のある方に、ぜひ挑戦していただきたいプロジェクトです!
団体の紹介
日本最大級の椅子再生工場です。 張替修理の他、特注やOEM製作、個人宅の1台から、 店舗向けの大規模施工まで、椅子のことなら何でもお任せ下さい。
団体情報
団体名 | 株式会社エフラボ |
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代表者名 | 松井正尚 |
設立 | 平成19年6月5日 |
従業員数 | 43名 |
資本金 | 500万円 |
事業内容 | 木製椅子・家具の製造、補修 メーカーOEM 椅子の製造 |
業種 | 製造業 |
WEB | https://f-labo.jp/ |
住所 | 石川県七尾市中島町小牧19、1009番地3 |
アクセス | 能登里山空港から車で約30分 のと鉄道中島駅から車で約5分 |